割烹着は、洋服の汚れを防ぐために羽織るエプロンのひとつです。
古代、日本の女性が着物を着用していたことから、家事仕事の保護をする目的として考案されました。
当時の割烹着は、着物の袂が納まるよう、広い袖幅と袖丈までのデザインとなっておりました。
さらに、身丈も膝まで隠れるものや着物と同じ長さの割烹着もありました。
紐は、肩の後ろと腰の後ろで結べるようになっており、袖口にゴムを通しながら使用していました。
色合いは、白が一般的ではありましたが、灰色やピンク、水色など様々な色合いも存在していたようです。
エプロンは割烹着と同様、洋服の汚れを防ぐために着用される前掛けです。
エプロンは、英語の「アポーン」「ナプロン」から名付けられました。
発祥については、古代エジプト時代まで遡ります。当時は、王様が権力者の象徴として着用していたり、武装の一部としても用いられていたようです。
本格的にエプロンとして使用されるようになったのは、16世紀ごろです。当時の農民や労働者に、実用的な外衣として浸透したのが始まりです。
その後、貴族や上流階級の人々に、ファッションの一部として流行していきました。
当店でも、デザイン豊富な割烹着とエプロンを取り揃えております。
主婦や保育士の皆様、是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。